28歳、よくわからないまま入りました
最初の生命保険は28歳のときでした。会社の取引先との関係で、先輩から某生命保険会社の営業マンを紹介されました。聞けばトップセールスマンとのこと。
結局、月々2万円を60歳まで32年間支払い、終身で1500万円の保険に入りました。当時は独身。保険金の受取人は親にしました。
今思うと、一体何のための保険だったのでしょうか(笑)。親を養っているわけでもないのに、独身の自分の死亡保障に1500万円・・・。知識があれば、絶対にしなかった契約ですね。
37歳、わかったようで、わかっていない契約
結婚して子どもが生まれる時に、馬鹿正直にその営業マンに報告しました。すると早速、保険見直しの面談にやってきました。カモネギですね。
終身保険は払済保険(保障550万円)に変更。新たに、月5,000円の逓減定期保険を契約しました。保険金は最大3000万円から毎年減っていくもので、営業マン曰く「目的はお子さんの養育費・学費です。必要額は年とともに減るので合理的ですよ」と。
理屈は、間違っていません。ただ、自分で必要額を計算したわけではない。わかったようで、やっぱりわかっていない契約をしてました。保険料が月2万円から5,000円になったので、まあ、よしとするかという感じでした。
50歳、初めて自分で調べました
転機はコロナ禍でした。資産運用と家計管理を真剣に勉強し始めて、初めて保険を自分でちゃんと調べたのです。自分が死んだら、いくらお金が出るのかと。
調べてわかったことは、保障はすでに何重にもあったということでした。え?という感じです。
遺族年金が、ざっくり年100〜200万円。会社の団体保険(Aグループ保険)で約1500万円(在職中は保障が続きます)。住宅ローンは団信があるので残債ゼロに。さらに家を売ればまとまった現金にもなる。積み上げてきた確定拠出年金と金融資産もある。
足りないのは、二人の子どもの学費くらいでした。そこで、会社の団体保険に一口100万円あたり月240円で任意加入できる制度(Bグループ保険)を使い、2000万円分の保障を月4,800円で確保しました。それまでの逓減定期保険と保険料はほぼ同じで、保障はずっと厚くなりました。また、ネット保険よりも断然お得です。さらに保険料が余れば、年末に還付もあります。
意味のなくなった払済保険は保険会社の電話窓口に連絡してサクッと解約。返戻金250万円はインデックスファンドの購入に回しました。
保険解約とともに、年賀状が来なくなりました
こうして50歳のとき、その保険会社との縁が切れました。
そして、あの営業マンからの年賀状が来なくなりました(笑)。
当時は「トップセールスマンなら、さぞ顧客のためのプランを考えてくれるのだろう」と勝手に思っていました。違いました。”自分のためになるプラン”を売っていたから、トップセールスマンで、高級スーツだったのですね。
昔は仕方なかった。でも、今は違うかな
昔は今のように情報がなかったですし、誰も”本当のこと”を教えてくれませんでした。乗せられたのは、仕方なかったと思っています。
今は、まともな情報も発信されていますし、知識もついたので、もう保険営業マンを近づけることはないと思います。どんなふうに乗せられてしまうのかも、よくわかります。
保険の広告を見ない日はないくらいですが、やっぱり保険会社って儲かるんですかね。
