メルカリで、これまでに100冊ほどの本を売ってきました。
転売目的ではなくて、本棚に入らなくなった本を手放していったら、あっという間に100冊に。
出品や発送にもすっかり慣れて、今では比較的高く売れるようになったかなぁ、と感じています。
(もちろん、定価より高く売れることはほとんどないですが)
今日は、そんな僕がいつもやっている「高く売るための4つの工夫」をご紹介します。
特別なテクニックではありませんが、これをやるだけで差が出ると思います。
工夫①:写真で差がつく、撮り方と背景を揃える
メルカリで本を出品する際、まず気をつけているのが「写真の撮り方」です。
特に1枚目には気を使いますね。 僕が意識しているのは、とにかく”真っ直ぐ”に撮ること。
本の一辺が、写真の枠の一辺と平行になるように。 そういう写真、ほとんど見かけないです。
もうひとつ気をつけているのが「背景」です。
僕は木製のテーブルの上で、毎回同じように撮影するようにしています。
(木製テーブルは、生活感もおさえられて、僕は気に入っています)

こうすると、出品一覧ページで自分の出品物がズラッと並んだときに、きれいに統一感が出るんですね。
「この人、商品大切に扱ってるな」と感じてもらえるかな、と勝手に(笑)思っています。
写真って一瞬で判断されるので、めっちゃ大事です。
真っ先に目に入るからこそ、ここでまず信頼をゲットできるように、工夫しています。
工夫②:価格設定は、“売却済みの高い順”を見て決める
出品するとき、「いくらで売るか?」はちょっと悩みますよね。
なるべく高く売りたいけど、高すぎると売れないし…。
いろいろ試してきましたが、今は“相場感”を見ながら、ある程度機械的に価格をつけています。
具体的には、
・メルカリ内で同じ本を検索し
・「売却済み」に絞って
・高い順に並べて
・一番高い価格を参考に設定する(状態が良いものの場合)
です。
見栄えはちゃんとしてるので、自信がある時は、さらに上の価格設定をすることもあります。
そんな感じで、最初の価格設定は、割と強気でやっていますよ。
売れなかったら、潔く値下げします…。
工夫③:評価は大事、丁寧な梱包で信頼を積み重ねる
メルカリで出品するときに、他に大事にしているのが、購入者からもらう「評価コメント」です。
出品ページには直接関係ないですが、購入者は、出品者の評価コメントをちゃんとチェックしているように思います。
(逆に、僕がメルカリで購入するときは、出品者の評価を確認しています)
なので、「この人なら大丈夫だ」と思ってもらうために、良い評価コメントをもらえるよう、一つ工夫をしています。
それは、”梱包を丁寧にする”、です。
具体的には、
・本を丁寧にフィルムで包み
・サンキューシールを貼って(サンキューシールは100円ショップで買えます)
・クッション封筒に入れて発送する
です。
クッション封筒など、ちょっとコストをかけていますが、きっとその分高く売れているはず…と自分に言い聞かせてます(笑)
購入者からは、「丁寧な梱包ありがとうございます」といったコメントをよくいただけるようになりました。
そういった評価の積み重ねが、売れ行きに影響していると思います。
僕が買う側だったら、やっぱり「商品を丁寧に扱ってる人」から買いたいですものね。
工夫④:読むときにブックカバーも使ってみる(売ることも考えて)
その他に、ちょっとだけ意識しているのは、売ることも考えて本の状態をきれいに保つこと。
たとえば、書店で買うときはいつもカバーをつけてもらうようにしています。
ネットで購入した場合も、書店で買った本のカバーを流用しています。
こうすれば、本を読み終えたあとも、ほとんど傷や汚れがつかずに済みます。
きれいな状態なら出品もしやすいですね。
もちろん、本は売る前提で買うものではないですし、読みたいときに読みたいように読むものです。
なので、いつもやっているわけではありませんが…
この本は手放してもいいかな、と思える時にやってみてはいかがでしょう。
表紙のちょっとした傷や汚れの有無で、売れ行きに差が出ちゃいますものね。
おわりに|小さな工夫とは、整えること
世の中にはたくさんの「メルカリで高く売る方法」が発信されていると思います。
ここでは、”整える”にこだわってきた僕なりの経験と視点から、本の売り方についてご紹介してみました。
いかがだったでしょうか。
・写真をきちんと撮る。
・価格を相場から判断する。
・丁寧に梱包する。
言われてみれば当たり前なんですが、ちゃんとやると、ちゃんと結果に結びつくように思いました。
そして、こういった丁寧な作業から、心も整っていく気がします。
もっといい方法が見つかれば、また発信したいと思います。
最後になりますが、みなさんの本が、少しでも高く売れれば幸いです。