動き出しは9月。早く動けた理由がありました
娘は付属高校から内部進学。成績も問題なく、外部受験もしないことが決まっていたので、入学はほぼ確定していました。
ただ、大学のキャンパスは高校とは場所が違い、自宅からだと2時間以上。往復4時間です。頑張って通う学生もいるようですが、やりたいことが山ほどある娘に、毎日4時間のロスはもったいない。出費はかかりますが、一人暮らしをさせることにしました。
内部進学のメリットは、早めに動けること。各大学の推薦入試が始まる年末より前、9月の早い段階で物件探しをスタートしました。
学生会館に絞った理由
女子の初めての一人暮らし。娘の性格を考えると、やりたいことは常に盛りだくさんで、身の回りのことは少し苦手なタイプ。であれば、セキュリティがしっかりしていて、管理人がいて、生活サポートが手厚い物件がいい。できれば食事つきが理想、という条件で探し始めました。
自然と学生会館・学生マンション中心の検索になりました。生活面で余計な気を使わない、時間を奪われない、それを最優先にしました。
それから、あまり知られていないことですが、学生専用物件には大きなメリットがあります。一般賃貸は退去者が確定しないと入居契約できませんが、学生専用物件は前もって入居予約ができる。しかも、すでに空室であっても家賃は4月からの発生で契約ができます。早く動くほど選択肢が広がる、というわけです。
一般物件も見た、二つの理由
ターゲットは学生会館でしたが、一般物件も見て回りました。理由は二つ。
一つは相場感の把握。学生会館と価格や内容がどう違うのか、まず自分が理解しておく必要がありました。もう一つは娘への比較材料。もしかしたら娘がシンプルな一般物件を選ぶかもしれない。その判断ができるように、選択肢として見せておきたかった。
地元に根付いた不動産屋に飛び込みで話を聞いたのも、この段階です。学生の動向や街の住みやすさ、治安の情報も集めました。
父が3回、現地に足を運んだ
ネットだけでは絶対にわからないことがあります。部屋の状況、マンションの管理状態、街の雰囲気。実際に見て、歩いて、感じてみないとわからない。内見は絶対、というのが僕の考えです。
合計3回現地に足を運び、10件ほどの物件を確認。学生マンション専門の不動産屋2件と、地元の不動産屋2件にも飛び込みで訪問しました。
一人暮らし18年、引越し11回。物件の目利きは、僕の得意分野です。
最後は娘が決めた
候補を学生会館2件・学生マンション1件に絞り込み、9月下旬に娘と一緒に物件を確認しました。
最後まで学生会館の2件で迷いましたが、決めたのは娘自身です。親が全部やるのは簡単ですが、自分で決めたという経験が大事だと思っていました。親の役割はあくまでお膳立て。
決め手は「毎日ゴミが出せること」。自分の性格をよく踏まえた上での、なかなか的確な判断でした。
物件探しの大変さを少し感じたようで、「私には絶対無理…」とぽつり。その言葉に、少しだけ手応えを感じました。
