〜キャッシュレスって、心地いい!〜
現金をまったく使わない——そんな日が増えてきました。
いまではスマホ1台で、ほとんどの支払いを済ませています。
クレジットカードのタッチ決済がメインで、電車ではモバイルSuica、ごくたまに現金。
現金を下ろす機会も、数ヶ月に1回あるかないか、という感じです。
「支払い」がスムーズになって、財布の現金を気にしなくていい。
手間も気遣いも減り、心までスッキリしてきました。
これってまさに、“整える暮らし”の一つのかたちかもしれません。
今回は、そんな僕のキャッシュレス生活について、実感しているメリットや工夫、そしてそれでも残る“現金の壁”について、リアルな目線でまとめてみたいと思います。
キャッシュレスの手段とその使い分け
いまの僕のキャッシュレス生活は、ほとんどスマホで済ませています。
メインで使っているのは、クレジットカードのタッチ決済。
Apple Payに登録したカードをかざすだけで、コンビニやスーパー、飲食店など、多くの支払いを済ませることができます。
使える場所もどんどん広がっていますし、カードの現物なしで決済できて、支払いはカードに集約できるのがとても便利です。
使い分けの比率は、おおよそこんな感じです。
- スマホのクレジットカードのタッチ決済が75%
- モバイルSuicaが10%(電車やバスなど)
- クレジットカードの現物による決済が10%
- 現金が5%
現金は、電子マネー非対応の自販機や医療機関、一部店舗で使っていますね。
理想を言えば、すべてスマホで済ませたいところ。
クレジットカードの現物も、現金も、できれば持ち歩きたくないです。
現実は、電子マネー対応していない場面に遭遇することがあるのでやむを得ないのですが、完全キャッシュレスの世界も、そう遠くないかなと、ちょっと期待もしています。
こんな僕がキャッシュレスに目覚めたのは、モバイルSuicaの登場からでした。
スマホでチャージができた(駅やATMで入金しなくていい)ことがすごく便利で、少額決済にどんどん活用し始めました。
その後はQuickPayへ、そしていまはクレジットカードのタッチ決済へと、主役は移り変わりましたね。
気づけば、すっかりキャッシュレスが“当たり前”な生活になっていました。
キャッシュレスにして良かったこと
キャッシュレスにして一番実感しているのは、とにかく手間が減ったことです。
まず、ATMで現金を下ろす機会が激減しました。
今では数ヶ月に1回あるかないか。
ATMに行く時間と労力の積み重ねはバカになりません。
これがなくなったことはすごく大きいです。財布の中身も気にならなくなりました。
次に、支払い自体がとても楽になりました。スマホをかざせば一瞬で終わります。
現金を財布から取り出す、数える、渡す、お釣りを受け取る、確認する、財布に片付ける……
の一連の作業が丸ごと消えるんです。
「小銭を落としちゃった〜!」「お釣り間違ってる〜!」も起こりません。
次の人にもレジを素早く譲れます。
余計なことが気にならないので、気持ちまで楽になりますね。
もうひとつ大きいのが、支出の可視化です。
すべての記録が抜けもれなく残るので、「どこで、いくら使ったか」が後から全部わかります。
僕の場合はマネーフォワードMEと連携しているので、日々の支出が自動で記録、整理されます。
まさに家計簿の自動化ですね。
現金払いをしていたときの「あれ、何に使ったっけ〜?」のモヤモヤがなくなりました。
あとは小さなことですが、近場に出かけるときは、財布を持たないこともありますね。
無駄な時間、労力、気遣いからの解放……これぞ「整う」ですね!
このメリットは絶大だと思います。
現金が必要な場面もある
キャッシュレスが進んで、現金を使う機会は本当に減りましたが——
現金を使う場面も、それなりに残っていますね。
まず思い浮かぶのは医療機関です。
個人経営のクリニックや歯科医院では、まだ現金払いのみというところもあるようです。
初めて行くところには、事前に財布の中身を確認するようにしています。
次に、自動販売機や昔ながらの小さなお店など。
電子マネーに対応していない自販機は意外と多いですね。
喉が渇いたときに見つけた自販機が、現金のみだったときは、ちょっとがっかりしちゃいます(笑)。
また、個人商店やローカルな飲食店が、割と現金のみだったりします。
キャッシュレス化は手数料がかかるので、致し方ないですかね。
いいお店も多いので、いつか対応してくれると嬉しいです。
あとは、お年玉や子どものお小遣い。
昔からの文化慣習とか、現金を扱う経験とかの意味を考えると、ここは当面現金のままかな〜と思います。
でも、そう遠くない将来、ここにもキャッシュレスの波が来そうですね。
こうして振り返ると、完全なキャッシュレス生活には、まだ少しハードルがあります。
だから今は、「必要最低限の現金を、非常用として持ち歩く」という感じでしょうか。
財布を持ち歩かない生活まで、もうちょっとですね!
キャッシュレスで整う暮らし
キャッシュレスにして実感しているのは、「現金を扱わないこと」で、生活が軽くなる、ということです。
ATMに足を運んだり、支払い時に財布から現金を出し入れしたり……
いろんな手間や、費やす時間、そこから生まれる細かい判断やちょっとした心配事が、すっきり消えてなくなりますね。
場合によっては、財布という“物”すら不要です。
ちょっとしたストレスや、イライラから解放されます。
さらに、スマホ1台に集約されるので、物理的にも情報的にもすごくシンプルになります。
支払いはもちろんスマホだけ。
買い物の支出はすべて記録に残り、抜け漏れは一切なし。
マネーフォワードMEと連携すれば家計簿も自動にできちゃいます。
これがぜんぶスマホ1台で完結するんですよ。
あっという間に“お金の整理”ができちゃいます。
こうした変化は、そのまま心の落ち着きにも影響していると思います。
「持たない」「迷わない」「探さない」「慌てない」――
そんな小さなことの積み重ねで、暮らしそのものも整ってくると感じています。
おわりに 〜キャッシュレスって、心地いい!〜
ここまで、キャッシュレスのメリットについてお話してきましたが、いかがでしょうか。
いまのところ、100%のキャッシュレスはちょっと厳しいかな、というのが個人的な感想です。
「現金が必要な場面は切り捨てる」といった、ある種の開き直りが必要ですよね。
ですが、決済のほとんどをキャッシュレスでできる今、現金と使い分けたとしても、十二分にメリットがあります。
これまでお伝えしてきた通りです。
できるところから、少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。
きっとその“心地よさ”を、感じてもらえると思います。
キャッシュレス生活は、身の回りだけでなく、心の中までもすっきりさせてくれる。
暮らしを整える小さな習慣として、これからも大切にしていきたいと思っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。