一人暮らしを始める前に、伝えておきたいことがあった
娘に一人暮らしをさせると決めたとき、お金の使い方についてきちんと伝えておこうと思いました。日常会話の中で話してきたことも多いのですが、引越しのタイミングで改めて整理して伝えました。
現金をできるだけ使わない
まず伝えたのは、極力現金を使わないこと。電子マネー・クレカ・デビットをスマホで活用して、支払いの手間を省き、利用履歴を残すようにすること。財布の中身も最小限で済みます。
キャッシュレスは便利なだけでなく、支払い実績が自動的に記録される。それが家計管理の基本になります。
住信SBIネット銀行とマネーフォワードME
引越し直前に、娘と一緒に設定しながら説明したのがこの二つです。
住信SBIネット銀行は、ATM手数料・振込手数料がかからず、スマホで出金でき、目的別口座も作れる。銀行口座はもともと本人名義で作っておいたので、生活費を入れて一緒に設定変更しながら口座を渡しました。早速目的口座で自分の貯蓄用の口座を作っていました。
マネーフォワードMEは、銀行口座・クレカ・モバイルSuicaなどと連携させて、家計をスマホで一目で見えるようにするアプリ。これも一緒に画面を見ながら設定しました。クレジットカードの申し込みも、その場で一緒にやりました。
口で説明するだけでなく、その場で設定まで完了させる。そうすることで、娘も実感を持って理解できたと思っています。
ポイントに釣られない
お得そうに見えるアプリの登録やカード作成は、極力しないように伝えました。無駄な通知や営業が増えるだけでなく、個人情報をばらまくことになる。ポイントより失うものの方が大きいことが多いです。
時間はお金より貴重
安いものを求めて遠出するのは本末転倒。時短になるならタクシーを使っていい。多少高くてもちゃんとしたものを買う方が長い目で見て得、ということも伝えました。
そもそも娘に一人暮らしをさせたのも、毎日の通学に貴重な時間を奪われてほしくなかったから。お金の使い方と時間の使い方は、根っこでつながっています。
一緒にやったから、伝わった
今回のレクチャーで意識したのは、説明で終わらせないこと。銀行の設定も、アプリの連携も、カードの申し込みも、全部その場で一緒にやりました。
自分で手を動かした経験は、耳で聞いた話より残ります。娘がこれからお金と上手に付き合っていけるか、それはまだわかりません。でも、スタートラインには立たせられたかな、と思っています。
